通貨ペアとは

通貨ペアとは用語集
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こんにちは、ひろとです。

今回は通貨ペアについて説明します。

この記事を読んで理解できること

  • 通貨ペアの意味や種類
  • 通貨ペアの見方
  • ちょっとしたチャートの見方(補足)

通貨ペアとは

通貨ペアとは為替市場で使われる言葉で、取引する際の2ヵ国の通貨のことを表します。

実際のハイローオーストラリアの取引画面ではこのように表現されています。

ハイローオーストラリアでの通貨ペアの表示例

このように『USD/JPY(米ドル/日本円)』や『EUR/USD(ユーロ/米ドル)』『EUR/JPY(ユーロ/ 日本円)』のように取引対象の通貨を表します。

お気づきかもしれませんが、通貨ペアは『外貨/日本円』の組み合わせと『外貨/外貨』のペアが存在しています。

しかし、『日本円/外貨』のペアは存在しません。

なぜ『日本円/外貨』が存在しないかというと、主要通貨の優先順位が存在するからです。

主要通貨の優先順位

主要通貨の優先順位は下記の通りです。

主要通貨の優先順位
  1. EUR(ユーロ)
  2. GBP(英ポンド)
  3. AUD(豪ドル)
  4. NZD(ニュージーランドドル)
  5. USD(米ドル)
  6. CAD(加ドル)
  7. CHF(瑞西フラン)
  8. JPY(日本円)

優先順位が高い通貨が『/』の左側に記載されます。

この優先順位をベースに考えるとJPY(日本円)は最下位の為、左側に来ることはあり得ないのです。

例えば、EUR(ユーロ)とUSD(米ドル)のペアの場合はどうでしょう。

  • EUR(ユーロ)の優先順位:1
  • USD(米ドル)の優先順位:5

このため、優先順位が高いEUR(ユーロ)が左側

優先順位がEUR(ユーロ)より低いUSD(米ドル)が右側になります。

『 USD/EUR(米ドル/ユーロ)』は存在しません。

通貨ペアの見方

通貨ペアの見方は左側が『基軸通貨(きじくつうか)』、右側が『決済通貨(けっさいつうか))』と言います。

ひろと
ひろと

よくわかりません。。。一応ウィキペディア載せておきます。

簡単に言うと、左側の通貨を基準に考えて右側の通貨はどうなりましたかということです。

下のチャートを見てください。2019年1月付近の『USD/JPY(米ドル/日本円)』のチャートです。

2019年のUSD/JPYの為替の動き

このチャートを見ると、2018年12月頭から急激に下げっています。

これはUSD/JPYでいうと『/』の左側のUSD(米ドル)が安くなってJPY(日本円)が上がっているということです。

ひろと
ひろと

何を意味しているかというと、USD(米ドル)が売られて市場に多く出回っているため価値が下がっているということです。

逆に2019年1月から徐々に上がっています。

これはUSD(米ドル)が高くなってJPY(日本円)が下がっているということです。

まとめ

チャートを見た時に、右下に下がっている時は通貨ペアの左側が安くなって通貨ペアの右側が高くなっている

右上に上がっている時は通貨ペアの左側が高くなって通貨ペアの右側が安くなっているということです。

チャートを見るときは必ず通貨ペアとセットで見てください。

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